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とりとめもなく、日常のひとこまを綴る写真雑記


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鞍馬の火祭に行きました、が...

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 もう紅葉の時期になってしまいましたが、先月の京都の続きです。10月22日は、昼の時代祭の後に、京都三大奇祭のひとつ、鞍馬の火祭に向かいました。
 確か4時前に着いた頃、鞍馬駅では巨大な天狗がお出迎え(常にあります)。火祭自体は6時からなので、まだこの時間は駅前も余裕です。京都に出かける前にいろいろと検索していたら、独身男性が京都のあちこちの観光スポットやお洒落スポットにひとりで出かける、という某サイトがあって、この祭の体験もとてもおもしろく読んだのですが、そこで見た教訓から早い時間に行ったのです。

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まだ日の暮れないうちは、鞍馬川に沿った街道沿いの民家の軒先に用意してある松明や、各仲間(火祭りを執り行う住民組織が7つあるそう)の持ち回りの会所の縁先にまつられた神道具などを見てまわりました。なんとなく、祇園祭の屏風祭に似てますね。鞍馬の火祭は、鞍馬寺近くの由岐神社の神事。御旅所前にも巨大な松明が用意されています。

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 だんだんあたりも暗くなってきて、火祭への期待が高まります。

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 しかし、この頃には既に、次々と押し寄せる群衆をさばくのに、大量投入された警察隊がピリピリした空気を醸しており、現地は鞍馬駅から警察官の誘導によって一方通行で動くことしかできなくなっています。ちょっとでも立ち止まろうとすると、さっと警察官が寄ってきて口頭注意。観光客の半分くらいは外国人(ここではアジア系じゃない人多し)、言われていることもあんまりわからないと思いましたが、Keep going! Keep moving!と、とりあえず英語でも怒鳴っておられました。そこのトイレに戻りたいんですけど...と懇願しても無駄。さあさあ止まらず歩くんだああああーーーー!と、捕虜が行軍させられてるみたいな感じで、とにかく進むしかありません。前を歩いていた外国人はStupid!と呟いておりました。もうね、鞍馬寺の山門の下の碑がね、こんなふうにKeepOutの黄色テープでぐるぐる巻きで、参拝すらまだ明るい時間もできないくらいなんて、なんか滑稽でしょ。

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 そうこうしているうちに6時を過ぎてしまったものの、自分は祭が行われている街道ではなく、川を挟んだ向こう岸の細道を歩いているところ。なんやら火の粉が見えているけど、どんな状況かはわからない。ちょっとちょっと、知らない人が遠目に見たら火事かと思いますよ(笑)

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 やっと街道に出てきたら、おうおう、軒先のかがりも勢い良く燃えていますよ。そこへ、小さい子を先頭に、松明を担いだ祭正装姿の男衆も!やっと火祭らしい場面を見ることができました。

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 と思ったら、また歩け歩けと追いやられ、鞍馬駅まで戻る小径に。ここでは、到着する叡電から次々に降り立つ観光客もいるために、駅前で調整されているらしく、なかなか先に進めません。もう一周する人は右!電車で帰る人は左!と大声で叫んでいますが、外国人観光客には???だったようで(日本人の私にもあまり理解できませんでした)、近くにいるアジア系の女子にたどたどしい日本語で質問されました。
 まだこの時は7時頃。時計の針がてっぺんまわる頃まで続く祭ですから、クライマックスはまだまだこれから。ほんとうはもっと見たいところでしたが、あの行軍をまたやるのかと思うと、そして行軍の半分以上は何も見えない場所だと思うと、さらに、次々に押し寄せる人波にほんの少し恐怖も覚えて、電車に乗る道を選びました。想像してた以上にハードル高かったよ。でも、ちょっとズルして、民家の軒先とかに居座ってずっと見てた人たちもいっぱいいたんだよね。

 鞍馬の火祭の詳細や、動画などはこちらの京都新聞のサイトで。
 それから、上でグチグチ書いちゃったこと、行軍のような一方通行だったり、警察隊の大量投入だったりは、結局は、神事としてではなく観光としてとらえて集まってくる私のような者たちが、コントロールできないくらいに押し寄せてしまっているからなんだよね。そんなことも同サイトのコラム伝統と観光のはざまでに、すでに2006年時点であるので、気になった方はご覧ください。
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by viewfrom | 2015-11-11 22:48 | 写真 | Comments(0)