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とりとめもなく、日常のひとこまを綴る写真雑記


by viewfrom
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葵祭

 みなさまご無沙汰しています。やっと書く記事が、もう旬過ぎた感ありで、申し訳ありません。
 今年は諸般の事情で、ここ数年行っていた桜の時期には京都に行くことができず、モヤモヤしていました。そんなこともあり、ほんとは行くつもりはなかったのですが、2日前に急に思い立って、5月15日の葵祭に初めて出かけてみました。自分でもこの唐突な行動力が理解できない(笑)。
 あまりに急だったので予習もちゃんとできなかったのですが、なんとか路頭の儀(いわゆる行列)が始まる10時半に間に合って京都御苑にたどりつきました。予想はしていましたが、もうすでに何重にも人垣ができており、人の肩越しに見る(撮る)感じに。撮る対象も現実とはかけ離れているファンタジーのような世界だし、当然行列の向こうも人だらけですから、今回の写真は、ファンタジックフォーカスでお届けします(笑)。

 牛車と、腰輿(およよ)に乗った斎王代。
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 こんなに馬に乗った人たちをたくさん見たのは初めてだった。かっこいい。時に興奮してまっすぐ進めない馬も。それから、行列のさらに先導は京都府警の男女1名ずつの警察官が乗る馬だった!
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 御苑を後にした行列は下鴨神社へ。自分はその先の上賀茂神社へ移動。葵祭は正式には賀茂祭。上賀茂神社と下鴨神社の例祭なのだ。当日は行列する人、神社もすべて二葉葵で飾られるから葵祭と呼ばれるらしい。確かにこの日は細殿もお参りした本殿も神官も二葉葵で飾られていた。(詳しい縁起など気になる人は調べてね)
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 この日は雨上がりの曇り。御苑でもぱらぱら降って来て、いつ本降りになってもおかしくない。こんな天気だと今までの例では、午前下鴨神社まで行って、午後は中止ということもあったとか。下鴨神社を出発したとの情報を得るも、上賀茂神社の有料地帯の前列で待っているうちに、洒落にならないくらいの大雨に。見物する側もそうだけど、それ以上に、装束を纏って行進してくる方々は、ずぶ濡れで大変だったと思う。もう女人列の方々は傘さしてるし、男性は、文字通り水も滴るいい男になってるし。
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 やっとちゃんと斎王代さまのお顔を捉えることができました。今年の斎王代は老舗和菓子店の老松のご令嬢だとか。この時期、伊勢丹で買える老松の夏柑糖を楽しみにしている身としては、ちょっとうれしい(何の関係もない)。斎王代の選考は公にはされておらず、京都の寺社や文化人や老舗などのゆかりの未婚の女性から選ばれるとか。このあたりも京都らしいですね。
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 いわゆる行列だけを葵祭と思っていたけれど、両神社内で行われる儀式こそが本来の祭。一般人は入れないこの二の鳥居を入った先で、その神事、社頭の儀が行われるのでした。ここでは写真あげませんが、かろうじて最後の方の舞人による東游(あずまあそび)の奉納だけは、遠くから写真に収めることができました。ちなみに、天皇からの使いである本物の勅使は行列には加わらず、社頭の儀の直前で入れ替わるのだそう。そりゃそうだよね。
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 おまけの、iPhoneで撮ってInstagramにあげた、最後の走馬の儀の動画です。

 ほんとうは晴れた5月の光の中の写真を撮りたかったけれど、初めて目にするものだらけの葵祭、雨の中でも行った甲斐がありました。これで京都三大祭のふたつは見たことになります。残りひとつの時代祭は、なんかただのコスプレ行列に思えて、特に興味はありません。(怒られるよ)
by viewfrom | 2014-05-25 23:11 | 写真 | Comments(0)