Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014 @サントリーホール
2014年 04月 04日
今年もサントリーホールに、坂本龍一さんとオーケストラの公演を聴きに行くことができました。今年も東京フィルハーモニー交響楽団との共演ですが、今年は指揮者なしで、時々ピアノの弾き振りしながら坂本さん自身が指揮。演目は、去年と半分くらいが同じ。(参考までに去年のブログ)
2曲目のkizuna、去年のサントリーホールでの時に、冒頭の微かなさざ波のような、風に吹かれる砂のような音はなんだろう、と思ったものの、近すぎて見えず。今回は、おー、ああやって出してたんだ、とわかりました。3曲目kizuna world。初めて生で聴いたと思います。弦の響き、生だとぐっときて、すごくよかった。
途中、坂本さんの名言あり。連チャン乗り打ち生放送で三重苦(笑)。そうだよね、石川、大阪、東京だものね。この後もまだ続くんですよね。お疲れさまです。
新しい演目では、藤倉大さんの編曲によるballet mechanique。これ、ピチカート奏法の弦と、鉄琴みたいなの(後ろまで見えず)で、オルゴールっぽくて可愛く仕上がってた。懐かしい曲。思わず心の中で歌詞も口ずさんじゃったよ(歳がばれる)。
その後の、untitled 01 anger。事前に前日のセットリスト見て、それ何?と調べたら、大昔のdiscordに入ってるのだった。探して昼間予習しました(笑)。思い出した、家で大音量で聴いたら迷惑なやつでした。これはホールで聴けて嬉しい。greif / anger / prayer / salvationで組曲みたいになってるんだけど、尺の関係でangerなのか。深読みするに、kizuna worldがgriefやprayerの役目をして、angerの後に演奏されたlittle buddahがsalvationの役目なのではないかしら。ご本人も、救いもありますよ、みたいなことをおっしゃってたし。little buddah、オーケストラで聴けてよかったな。ほんとうにいい曲だ。
今回、なかなか拍手なりやまず、何度も出て来てくださったので、おお、これはもしかしたらもう1曲ある?wowowの放映時間もまだあるでしょ?って思ったけど、結局は、前日前々日と同じ3曲でアンコールも終わりでした。残念。
写真は、angerが入っている大昔のdiscordのジャケット。当時から持ってたんだよ。だてに歳くってないぜ(笑)。いつもなら添付写真はiPhoneでちゃちゃっと適当に撮っちゃうんですが、表面の凹凸とかアートワークが美しいのでOM-Dにマクロレンズでちゃんと撮ってみました。
(追記)
公式facebookによるセットリストはこちら
by viewfrom
| 2014-04-04 23:34
| skmt
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