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とりとめもなく、日常のひとこまを綴る写真雑記


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坂本龍一|Playing the Piano 2013 with 岡村靖幸

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 いよいよ今年も今日で終わりです。ちょっと遅くなってしまいましたが、12月28日に参戦した、坂本さんの今年最後の公演について書いておきたいと思います。
 この公演は、一昨年の年末にもヤマハホールで行われた、「こどもの音楽再生資金」のためのチャリティコンサート3日間のうちの最終日です。それぞれに特別ゲストがいらっしゃって、数曲坂本さんと一緒に演奏するために、毎日違う楽しみがあるのが醍醐味です。26日は原田知世さんと伊藤ゴローさん、27日は高橋幸宏さん、そしてこの日は岡村靖幸さんがゲストでした。実を言うと、恥ずかしながら岡村さんは全くどんな方か存じ上げず、正直チケットを取った後にゲストが発表された時には、えー、他の日の方がよかったなー、という思いでした(ご本人ファンの方ゴメンナサイ)。
 前半、いつもの感じで進んでから、ゲスト入場。へー、あんな人なんだ。何を演奏するんだろう、と、まだここでも気が乗らない私。でも、最初の曲が始まって、思わず、おー!っと小さく声が出てしまいました。何年も前に買った(もちろん教授の影響でね)、REDHOT+RIOというCDで、好きで何度も聴いていたHow Insensitiveが来たからです!この曲は、Morelenbaum夫妻たちとやっていた時に、INSENSATEZという原題で坂本さん自身も演奏されている曲ですが、もともとは教授の敬愛するAntonio Carlos Jobimの曲。JobimはStingと一緒にやっています。この曲を持ってきたことに、教授自身も、これを選びましたか、意外だねー、というようなことをおっしゃってました。
 次の曲は、ブラックミュージック好きだよね、という感じで始まりました。I don't wanna sleep now / I don't wanna wake up / I don't wanna work now / I don't wanna make loveというフレーズが織り込まれていたので、あれっ?YMO(のTechnodonの中のBe a Superman)?と思ったのですが、それにしては違う。帰り際に物販のコーナーにさらっと置いてあったセットリストを見たところ、If you want me to stayという曲らしかったのですが、この曲自体初めて聴くものでした。後で調べたらSly & The Family Stoneというグループの有名な曲なんですね。このセッションは本当に素晴らしく、久々に違う教授、というか若かった頃の教授を見た、という感じでした。ご本人も、いやー、引っぱられて久々にこんな風に弾いたよ、筋肉痛になりそう、なんて内容のことをおっしゃっていました。とても新鮮でした。
 教授単独の演奏は、全体的に、曲目としても最近の公演の流れを踏襲。A flower is not a flowerは、半分ウトウトしてる人ならそれと気づかないくらいに変奏されてましたよ。一昨年もかなりだな、と思ったけど。shizen no koeは初めて生で聴いたかな?aubadeもよかった。
 アンコール1曲目は、再び岡村さんも登場で、これまた意外な選曲だったのですが、かなりジャジーなアヴェ・マリアでした。つられて最後の教授だけのaquaも、こころなしか出だしや最後がジャズっぽい演奏に聴こえたのは、気のせいではないと思います。なかなか面白いものを見たな、という公演でした。一緒に行ったくま夫も、今までのゲストの中で一番面白かったよ、予定調和的でなくて、と言っていました。

 写真は、セットリストと、REDHOT+RIOのCDジャケットと裏。8曲目には坂本さんがカエターノと一緒にやってる曲も入ってます。

 では、みなさま、よいお年をお迎えください。
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by viewfrom | 2013-12-31 01:43 | skmt | Comments(0)